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G7首脳、テレビ会議開催=ウクライナ侵攻2年で結束確認

米欧での「ウクライナ支援疲れ」が指摘される中、結束を確認するとともに今後の対応を協議。 (AFP)
米欧での「ウクライナ支援疲れ」が指摘される中、結束を確認するとともに今後の対応を協議。 (AFP)
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25 Feb 2024 02:02:57 GMT9
25 Feb 2024 02:02:57 GMT9

パリ: ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年を迎えた24日、岸田文雄首相ら先進7カ国(G7)首脳はテレビ会議を開いた。米欧での「ウクライナ支援疲れ」が指摘される中、結束を確認するとともに今後の対応を協議。終了後に共同宣言が発表される予定だ。 

会議にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加。これまでの支援に謝意を示すとともに、ロシア軍の猛攻を食い止めるために必要な武器・弾薬の迅速な供与を求める見込みだ。G7首脳は1年前、侵攻1年の節目にもテレビ会議を行った。

ゼレンスキー氏は会議に先立ち、米FOXニュースのインタビューで「われわれは(侵攻への)新たな反転攻勢を準備する」と表明した。

G7外相は24日、ビデオメッセージを公開。議長国イタリアのタヤーニ外相はウクライナの抗戦について「独立(の維持)と公正かつ永続的な平和のための戦いだ」と強調。上川陽子外相は「私たちは自由を求める全てのウクライナ人、特に女性や子供たちと共にある」と述べた。

米英とカナダ、欧州連合(EU)は22~23日、連携する形で対ロ追加制裁を発表した。米国の制裁は侵攻開始後で最大規模だ。「国際的な経済圧力でロシアが侵攻を遂行できないようにする」(キャメロン英外相)のが狙いで、一段の制裁強化も視野に入れる。

ANSA通信によると、G7首脳はテレビ会議で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中東情勢も議論する。

時事通信

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