リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、アントニー・ブリンケン米国務長官とジェッダにおいて会談したと、7日早く、国営サウジ通信社が報じた。
両者は、さまざまな分野における協力と二国間関係を強化する方法、並びに最新の地域・国際情勢に対する取り組みについて協議した。
サウジと米国の政府高官も会合に出席した。
ブリンケン長官は6日、ジェッダに到着した。
同長官の訪問は、ジェッダで進行中の協議において、サウジと米国が交戦中のスーダンの将官の間に入って持続的な停戦を仲介することが目的である。
ブリンケン長官は米国と湾岸協力理事会(GCC)の閣僚級会議に参加し、湾岸諸国との協力拡大や、中東全体の安全保障、安定化、緊張緩和、地域統合、経済機会をいかに促進するかについて協議を行うと、米国務省のマシュー・ミラー報道官が述べた。
ブリンケン長官とサウジのファイサル・ビン・ファルハーン王子兼外務大臣は、「ダーイシュの継続する脅威に対処し、ダーイシュの恒久的敗北を確実にするという、我々の決意を再確認するために」、ダーイシュ打倒のためのグローバル連合(Global Coalition to Defeat Daesh)の閣僚会議を共同開催する予定であると、ミラー報道官は付け加えた。