東京:2月28日、辻清人外務副大臣は、パレスチナを訪問中にマフムード・アッバース大統領に表敬訪問をした。
辻氏はまず、能登半島地震と羽田空港衝突に関するアッバース大統領から岸田首相宛てのお見舞いと哀悼の意を表す手紙に対する感謝の意を述べ、ガザ地区での民間人の犠牲と苦難に対する最も深い同情を表明した。
外務省によると、辻氏は西岸での入植者や他の者による暴力行為の増加に懸念を表明した。
彼はまた、日本が状況の緩和に向けて外交努力を行っていると同時に、ガザ地区に人道支援を提供してきたことを述べ、十分な人道支援活動は良好な環境の下でのみ成功することができると続けた。
アッバース大統領は、日本がパレスチナに対する長年の支援、特に最近発表されたガザ地区への追加の人道支援に対する感謝の意を表し、日本が役割を続けてくれることを望むと述べた。
中東和平に関して、辻氏は日本の一貫した二国家解決への支持が変わらないことを述べ、それを達成するための協調努力の必要性を強調した。アッバース大統領は、自身の立場で、パレスチナとイスラエルの関係の状況を説明し、日本の中東和平への取り組みを高く評価していると付け加えた。
両者は、地域の安定を促進するための緊密な協力を継続することで合意した。