
ドバイ:日本を拠点とする国際NGO(非政府組織)の「ピースボート」が2月28日、南アフリカのケープタウンに停泊し、「Stop killing Gaza」(ガザでの殺戮をやめろ)と書かれた30メートルの横断幕を掲げた。
ピースボートはXへの投稿で、この横断幕は「即時停戦を求め、パレスチナにおける大量虐殺と人種隔離を終わらせるために国際司法裁判所でリーダーシップを執ったアフリカの同国を讃えるためのもの」と述べた。
Participants also carried out an action in response to the horrific situation in Gaza, hoisting a 30m banner calling for an immediate ceasefire and commending South Africa for leadership at the International Court of Justice to end genocide and apartheid conditions in Palestine. pic.twitter.com/sbivYOuBJR
— Peace Boat(NGOピースボート) (@peace_boat) February 28, 2024
この船がこのようなサインを掲げたのは今回が初めてではない。イスラエルによるガザへの攻撃が始まってからわずか1か月後の11月、同船はエジプトのポートサイドに停泊した際、同じようなポスターを掲げた。
15のデッキを有するこの「パシフィック・ワールド」号は、「ブルー・ブルー・イノベーション・デイ」と呼ばれるフォーラムに参加するためにケープタウンで乗船した数十人の客を歓迎した。
このフォーラムでは、アフリカ・ヨーロッパ・オーシャンエコノミーとオーシャンハブ・アフリカの協力のもと、アフリカとヨーロッパ間の海洋経済に関する戦略的対話が行われた。
1月11日、南アフリカはイスラエルを大量虐殺の罪で国際司法裁判所に提訴した。
南アフリカは、イスラエルがガザでの軍事作戦を即時停止するように要求したが、まだ実現に至っていない。