岸田文雄首相は３日、台湾東部沿岸を震源とする地震を受け、自身のＸ（旧ツイッター）に「大変心を痛めている。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げる」と投稿した。「海を接する隣人である台湾の困難に、必要な支援を行う用意がある」と記した。

林芳正官房長官は記者会見で「邦人の生命・身体に被害が及んでいるとの情報には接していない」と説明。東日本大震災や能登半島地震の際の台湾の支援に改めて謝意を示した上で、台湾に対する支援に関し「現時点で台湾側からの要請はなく、まずは台湾側での対応に注力している段階と承知している」と述べた。

JIJI Press