
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今夏から2021年に延期された東京五輪は7月23日に開幕することが固まった。大会組織委員会と東京都、国で合意した。国際オリンピック委員会(IOC)が正式決定する。
東京五輪は今年7月24日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、今月24日に安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「1年程度の延期」で合意した。
国際競技団体(IF)などからは当初と同じ夏開催の他、暑さを避ける春開催に加え、9~10月開催案も出た。IOCのバッハ会長も「夏を含めてすべての選択肢がある」と話していた。関係者によると、IOCに巨額の放映権料を払う米NBCテレビは夏開催の意向を示したという。
21年7~8月には水泳、陸上の世界選手権が予定されているが、国際水泳連盟と世界陸連はともに日程変更に柔軟な姿勢を示している。
*JIJI Press