東京電力は4日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水の今年度2回目の海洋放出を終了したと発表した。年度内に7回、計約5万4600トンを放出する予定で、早ければ月内にも3回目を始める。
2回目は5月17日から開始。約7800トンの処理水を海水で薄め、海底トンネルを通じて約1キロ沖合に流した。
東電や国などは昨年8月の放出開始以降、海水や水産物のトリチウム濃度測定を行っているが、国の基準値を大幅に下回っている。
時事通信