ドバイ:日本の人気コンビニエンスストア、ローソンはこのほど規則を変更し、従業員が宗教上の理由でヒジャブなどのスカーフを着用したり、名札にフルネームではなくイニシャルを使用したりすることを認めた。
ローソンの公式サイトによれば、この決定は6月4日に発表されたもので、人権に配慮したものだという。
声明文にはこうある: 「近年、店舗従業員をお客様からのハラスメントから守り、安心して働ける環境づくりが求められています。これまでローソンでは、名札に本名(苗字)をつけることを義務付けておりましたが、昨今の情勢やプライバシー保護への配慮から、店舗の判断で『役職名+任意のアルファベットやイニシャル』を使用できるようにしました」とある。
身だしなみマニュアルの変更は、店舗スタッフの多様化と寛容化に対応して改正された。
ローソンの公式発表では、今後も 「誰もが働きやすい環境づくりを推進していく 」と付け加えている。