
東京:日本の天皇陛下は、英国の国賓訪問を控えた水曜日の珍しい記者会見で、英国の王室が「家族のように」扱ってくれたと語った。
しかし、雅子皇后とともに英国を訪問する天皇陛下は、男性のみの継承ルールについて質問された際、コメントを避けた。
徳仁天皇は、1980年代にオックスフォード大学に在籍していた2年間、スコットランドのバルモラル城に数日間招待されたことを思い出した。
「女王が車を運転し、私をバーベキューに招待してくれたこと…フィリップ王子が自ら馬車を運転して案内してくれたこと…など、とても楽しい思い出があります」と語った。
当時皇太子だったチャールズ国王も徳仁天皇にフライフィッシングを教えたが、「二人とも成功しませんでした」と彼は微笑んだ。
「まるで家族のように温かく迎えてくれました」。
天皇夫妻は、6月25日から27日にかけての国賓訪問に先立ち、現地在住の日本人に会うなどプライベートな行事のために土曜日にイギリスに到着する。
今回の公式ご訪問は、昨年のインドネシア訪問に続くものである。また、2022年のエリザベス女王の葬儀にも出席された。
公式行事は儀仗兵の儀式、馬車行列、バッキンガム宮殿での晩餐会から始まる。
徳仁天皇は、チャールズ国王が癌の診断を受けているにもかかわらず、夫妻を迎えてくれることに「とても感謝している」と述べた。
また、同じく癌の治療を受けているキャサリン妃が徐々に職務に復帰していると聞いていると付け加えた。
「治療が順調に進み、一日も早い回復を願っています」と述べた。
AFP