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日本の首相に辞任圧力

国民民主党の玉木雄一郎代表(右)が岸田文雄プロメ大臣に衆議院で質問。(国会TV)
国民民主党の玉木雄一郎代表(右)が岸田文雄プロメ大臣に衆議院で質問。(国会TV)
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20 Jun 2024 12:06:33 GMT9
20 Jun 2024 12:06:33 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京: 日本の岸田文雄首相は、与党自民党のスキャンダルにより支持率が急落しているが、辞任の意思はないと述べた。

水曜日の国会では、国民民主党の玉木雄一郎代表ら野党党首らが岸田氏に辞任の圧力をかけ、自民党と連立する公明党でさえ不満を持っているとして、政治資金改革法案に対する取り組みが不十分だと指摘した。

玉木氏は「トップが責任を取らず、小手先でごまかしても物事は進まない」と述べた。「今回の法案もザル法だ。通ったからと言って何が変わるわけではない」

「総理は四面楚歌じゃないですか?野党の協力が得られない、公明党からもグズグズしていると言われ、自民党の中からも、ついに総理の責任を問うようなことが公然と出てきている」

これに対して岸田氏は、「私は四面楚歌であるとは感じていない」と反論。「今、これだけ難しい問題が山積しているからこそ、議論している。当然、批判は出てくるが、やるべきことはやる。これが政治家の責任だと考えている」

 玉木氏は、政治資金問題で、首相は国会内でも国民からも信頼を失っていると指摘した。「(総理は)結論を出す資格を失っている。派閥の会計責任者が立件されても、党内の処分さえ免れている。多くの所属議員がこれだけの大量の法令違反をしても何の責任も取っていない。逆にそういうことを見ているから、党や派閥の幹部がこれでいいんだと思って、政倫審にでも平気で嘘をつく、そういうことがまさに起こってるんじゃないですか?」

「世界に冠たる日本を作っていくためには、世界に範たる日本である必要がある。そのためには政治が規範を見せていかなければいけない。政治に規範を取り戻すために、総理に職を辞することを改めて求める」

岸田氏は批判を受け入れることを拒否した。「勇気と決断がなければならないと信じて、努力を続けてきた。今、先送りできない課題が山積する中で、経済も安全保障もエネルギーも、あらゆる課題において結論を出し、強い覚悟を持って臨んで行く」

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