
東京:6月に行われたロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩委員長による平壌首脳会談は、「世界の地政学的構図における大きな変化」の実現に貢献するだろうと、ニュースレター「コリア・ファイル」は報じている。
同誌は、「北朝鮮・ロシア包括的戦略的パートナーシップ条約」の調印を、”ユーラシアの東と西で、米国とその従属国に対して最前線で戦う核保有国と戦略国の歴史的な成果 “と称賛している。
この合意は、”お互いに多大な軍事的抑止力をもたらし、冷戦終結以来のアメリカの覇権秩序を打破する “と北は言う。
両首脳は会談で、政治、経済、文化、軍事などの分野での協力を推進することで合意した。「その結果、米国とその追随勢力が国連安保理を悪用して構築した国際的な対北朝鮮経済制裁網も崩壊を余儀なくされた。 」「わが国の戦略的地位に相応する対外関係を拡大・発展させる」という金正恩氏の意向を引用しつつ、”米国を制圧する “必要性を述べている。
両首脳は、10月にロシアが主催するBRICS首脳会議で再会する予定である。