
岸田文雄首相は17日、パラオのウィップス大統領と首相官邸で会談した。首相は2日目を迎えた「太平洋・島サミット」に関し「日本と太平洋島しょ国の絆をさらに強固にし、われわれが共に進む方向性を内外に発信する機会としたい」と伝達。大統領は「『自由で開かれたインド太平洋』を実現しなければならない」と応じた。
首相は同日、パラオに続いて、マーシャル諸島、フィジー、サモア、クック諸島、トンガ、ソロモン諸島の首脳と順次会談。南太平洋で影響力を強める中国への対抗を念頭に、各国が抱える課題に応じて日本の支援策を表明し、連携強化を図る。
時事通信