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中東情勢緊迫化、日本は外交的解決に期待

林官房長官は、7月31日にハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ氏がイランで暗殺されたことを受け、国連安全保障理事会が緊急会合を開いたことを指摘した。(AFP)
林官房長官は、7月31日にハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ氏がイランで暗殺されたことを受け、国連安全保障理事会が緊急会合を開いたことを指摘した。(AFP)
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02 Aug 2024 08:08:10 GMT9
02 Aug 2024 08:08:10 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:中東情勢が緊迫化するなか、エネルギー需要の大半を中東に依存する日本は、外交的解決によって中東情勢の緊張が緩和されることを期待しつつ、懸念の目を向けている。

林芳正官房長官は記者会見で、「日本は現在、中東情勢を調査・検討している。これ以上のエスカレートを避けるため(事態解決のために)外交努力を活用したい。」と語った。

林官房長官は、7月31日にハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ氏がイランで暗殺されたことを受け、国連安全保障理事会が緊急会合を開いたことを指摘した。林氏は「その会合で日本はイスラエルとレバノン間の攻撃の応酬とハニヤ氏の暗殺による中東情勢の悪化に重大な懸念を表明した 」と述べた。

「我々は、関係当事者に緊張緩和を求め、ガザでの戦闘を終結させる必要性を強調した」

「安全保障理事会の多くのメンバーも同様の立場を表明したと理解している。重要なのは、相互攻撃を避け、事態を収束させることだ」

また、「現地の情勢は悪化しているようだ」と認めつつも、これ以上の悪化とエスカレートを防ぐため、日本は諸外国と協力して外交努力をしていると付け加えた。

金曜日、上川陽子外相は日本の立場を繰り返した。

「日本の立場は、この地域の情勢を深く憂慮し、細心の注意を払っているということです」「重要なことは、攻撃の相互エスカレートを避け、緊張を緩和することです。事態の悪化を防ぐため、日本は関係者へのアピールに参加し、関係国との緊密な連携を通じて、外交努力の面で最大限の努力を続けています」

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