



東京:終戦から79年を迎えた木曜日、東京の武道館で毎年恒例の全国戦没者追悼式が行われ、広島と長崎への原爆投下や沖縄を守るために倒れた人々の御霊に想いを寄せた。
第二次世界大戦で命を落とした300万人のために、天皇陛下と岸田文雄首相が祈りを捧げた。
岸田氏は「今日のわが国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と苦難の歴史の上に築かれたものであることを片時たりとも忘れない」と式辞を述べた。また、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」、「戦後79年が経つが、歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを世代を超えて継承し、貫いていく」と決意を語った。
また日本の国会議長は次のように述べた。「無駄な戦争の努力を繰り返してはならない。わが国は、戦争に反対するたゆまぬ努力を通じて、貴重な国を取り戻し、目覚ましい経済活動を達成し、世界的な経済に成長してきた。私たちの平和な生活は、戦時中に倒れたすべての人々の努力の上に築かれたことを決して忘れてはならない」
式典には日本を代表する政治家や司法関係者、労働組合、メディア、各県の遺族代表など3000人以上が出席した。