
東京:気象庁によると、人類史上最も気温の高い年になる可能性が高い中、日本では記録の始まって以来、9月としては2番目に気温が高く、一部の地域では過去最高を記録した。
気象庁は火曜日、列島全体で9月の平均気温が平年より2.52℃高かったと発表した。
これは「1898年の統計開始以来、昨年に次いで2番目に高い数値」であると発表された。
しかし、日本の本土の東部および西部を含む一部の地域では、1946年に比較可能なデータが入手可能となって以来、9月の平均気温が過去最高を記録したと、同機関は付け加えた。
亜熱帯ジェット気流の特異な北上や、日本に向かって広がった太平洋高気圧の影響で、暖かい空気が列島を覆いやすくなったと気象庁は述べた。
「日本近海の海面水温も顕著に高く、地上の高温に寄与した可能性がある」と付け加え、「地球温暖化の長期的な影響」も挙げた。
EUの気候モニタリングプログラム「コペルニクス」によると、地球の表面の平均気温は8月に16.82℃を記録した。同プログラムは、人工衛星、船舶、航空機、気象観測所から集めた数十億件の測定値を基にしている。
6月と8月の世界気温は、産業革命以前の平均気温を1.5℃上回るレベルに達した。これは、気候変動による最悪の影響を抑制するための重要な閾値である。
人間活動による温室効果ガスの排出が地球温暖化を招き、干ばつ、火災、洪水などの気候災害の可能性と激しさを高めている。
AFP