東京:日本の中谷元防衛相は木曜日、ビエンチャンでアセアン諸国の国防相と会談し、「国際法と主権が尊重され、自由で開かれ安全で繁栄したインド太平洋というビジョンを進めるための共通のコミットメントを強調した」と日本の防衛省が発表した。
中谷氏は第11回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)に出席するためラオスを訪問中。ADMMプラスは、アセアン諸国とそのパートナーが域内の平和、安定、発展に向けて安全保障・防衛協力を強化するための枠組み。
中谷氏はパット・コンロイ豪国防産業相、ギルベルト・テオドロ比国防相、キム・ヨンヒョン韓国国防部長官、ロイド・オースティン米国防長官との間で、これまでで初となる会談を実施した。
日本の防衛省は声明で、「安全保障環境が大変厳しい中、同盟国・同志国の連携は地域の平和と安定にとって不可欠。今後も様々な機会を活用し、協力を強化していく」と述べた。
大臣らは地域の安全保障と安定を支えるための緊密な多国間協力の重要性と防衛協力強化を強調、協力して前進していくことを再確認した。