東京:日本の岩屋毅外務大臣は、ガザ紛争の停戦を目的とした国連決議に対するアメリカの拒否権行使は “極めて遺憾だ “と述べた。
アラブニュース・ジャパンの「アメリカが決議を拒否したことはイスラエルのガザ占領を終わらせる妨げになるか」との質問に対し、外相は次のように答えた。「安全保障理事会のメンバーとして、我々は複数の外交的努力を行ってきたが、採択に至らなかったことは非常に遺憾だ」
「しかしながら、日本は米国が即時停戦と人質解放の実現に向けて行っている精力的な外交努力を高く評価している」
岩屋外相は、この地域の平和を実現するため、日本は関係国への働きかけを続けていくと語った。
レバノン情勢について尋ねられると「イスラエルとヒズボラの緊張の高まりについて、日本は深刻に懸念している。民間人に多くの死傷者が出ており、これは非常に痛ましいことだ。」と述べた。
更に、「これ以上のエスカレートを避けるためには、すべての関係者が民間人の犠牲を防ぎ、国際法を遵守し、安全保障理事会の決議を完全に遵守することが不可欠である」と続けた。