東京:ウクライナは、ロシアとの戦争による悲惨な財政状況にもかかわらず、平和のメッセージとして2025年日本万国博覧会に参加する、と地元高官が語った。
今のところ、ロシアを除く161カ国が、4月13日から大阪で開催される6ヶ月間のイベントに参加すると表明しており、主催者は2800万人以上の来場者を期待している。
大阪府の吉村洋文知事は火曜日、パリで「ウクライナの参加は、非常に厳しい状況に直面しているとはいえ、平和を伝えるものとして意義がある」と述べた。
万博は伝統的に5年ごとに各地で開催され、参加国の技術や文化の成果を披露するのが目的だ。
西日本の大阪では、万博会場を取り囲むように、周囲2キロ、高さ20メートルの木造の「グランド・リング」を建設した。
ウクライナの駐日大使が地元メディアに語ったところによると、ウクライナは自前のパビリオンを建設する代わりに、日本が提供する共有の建物を利用することを検討しているという。
文化と産業の発展を祝う最初の「万国博覧会」は1851年にロンドンで開催され、エッフェル塔は1889年のパリのイベントのために建設された。パンデミックで延期された2020年のドバイ万博は、2021年から22年にかけて開催された。
大阪での開催は1970年の6,400万人が最後で、2010年に上海に抜かれるまでの記録だった。
AFP