
アラブニュースジャパン
大阪市の松井一郎市長が木曜の記者会見で、女性は「いろいろ商品を見るので[買い物]時間が長くなる」ため、女性ではなく男性が買い物に行くべきだと暗に示し、反発を招いている。
女性がスーパーに行くと混雑を招くが、男性は商品を選ぶ時間が少ないため、ウイルスの拡散を抑えることができるだろうと松井市長は付け加えた。
「男性は指示されたものをすぐに手に取り、スーパーに長居しないようにする。つまり、他人との密接な接触を避けることになる」と松井市長は記者団に語った。
日本の有名なジャーナリスト江川紹子氏は、「『生活』が分からない人が、あれこれ思いつきで言わないで欲しい」とツイートし、松井市長のコメントを批判した。
https://twitter.com/amneris84/status/1253281790317391872?s=20
このジャーナリストのツイートには3,000以上の「いいね!」が付き、11.5kのリツイートを集めた。
大阪は4月7日に非常事態宣言が発令された最初の7県の1つだ。この市長のコメントは、新型コロナウイルスの拡散を防ぐためにスーパーは店に入る人の数を制限すべきだと述べた後のものだった。
世界銀行のデータによると、日本の人口の51%は女性が占めている。しかし、安倍晋三首相が「ウーマノミクス」キャンペーンを通じ女性の地位向上に努めているにもかかわらず、日本は世界経済フォーラムの男女平等度指数で149カ国中110位にランクされている。
日本はいまだに男性社会である。
4月25日現在、日本では12,829件の感染例が確認されており、これまでに345人が死亡している。