


東京: 日本のレスキュー隊は土曜日に、陥没穴にはまったトラック運転手を救出するためのスロープを完成させた。
東京近郊の八潮市で火曜日に穴が開いて以来、オリンピックプールほどの長さになった穴が広がる中、救助隊は作業に苦慮していた。
大野元広埼玉県知事は記者団に、「スロープの工事を終えたところです」と語った。
救助隊は30メートル(98フィート)のスロープを使って重機を穴に送り込む。
「瓦礫を取り除き、できるだけ早く運転手を救出するつもりだ」と大野知事は語った。
土と瓦礫が74歳の運転手のキャビンを覆っているため、火曜日の昼過ぎから運転手と連絡が取れなくなっている。
公共放送NHKは、陥没穴に漏れた地下水は土曜日にほぼ止まったと報じた。
NHKによると、深さ15メートルほどの穴の壁が侵食しているため、救助隊員は穴の中に長くとどまることができない。
穴は当初直径5メートルほどだったが、火曜日の夜の救助活動中に開いた大きな空洞と合体した。
内部には重いアスファルトの塊が落ちており、救助隊員や重機が裂け目に近づくことは困難になっている。
この地域に住む120万人の人々は、漏れた汚水が救助活動の妨げにならないよう、シャワーや洗濯を控えるよう求められている。
地元メディアによると、2022年に起きた道路陥没の約2600件は下水管が原因だった。ほとんどは深さ50センチ以下の小さなものだった。
2016年には、福岡市の交通量の多い道路に幅約30メートル、深さ約15メートルの巨大な陥没穴が出現した。
けが人はなく、作業員が24時間体制で作業した後、通りは1週間後に再開した。
AFP