
東京:東京近郊で拡大を続ける巨大な陥没穴の直近に位置する5世帯に日曜日、避難勧告が出された。陥没穴に閉じ込められた男性の救出作業は中止された模様だ。
74歳のトラック運転手が火曜日に飲み込まれた空洞は、それ以来、40メートル(130フィート)にまで拡大した。これはオリンピック用プールとほぼ同じ長さである。
地元当局によると、この穴の拡大は下水道管の腐食が原因である可能性がある。
埼玉県八潮市のこの穴の近くにある5世帯に対して日曜日に避難勧告が出されたと、地元自治体の職員がAFPに語った。
この半径50メートルの範囲内に住む他の住民にも避難が呼びかけられていると、同自治体職員はAFPに語った。
土曜日に日本の救助隊は、重機を送り込み、トラック運転手を救出するために、30メートルの斜面を建設した。
しかし、斜面の下から大量の汚水が発見され、雨と相まって、日曜日の救助活動は中止されたと公共放送局NHKが伝えた。
NHKによると深さ約15メートルの穴の壁が浸食しているため、救助隊員は長時間その場に留まることができない。
この穴は当初直径約5メートルだったが、火曜夜の救助活動中に開いたより大きな空洞とつながった。
付近に住む約120万人の人々には、汚水漏れが作業の妨げにならないよう、シャワーや洗濯を控えるよう要請されている。
AFP