
メルボルン:大坂なおみは金曜日、先週負傷した腹部の怪我を乗り越え、オーストラリア・オープン初戦には「必ず出場する」と宣言した。
日本のスター選手は、先週オークランドで2022年以来初の決勝に進出したが、デンマークのクララ・トーソンとの試合で第1セットを獲得した後に負傷し、棄権した。
「あの時は本当にがっかりしました」と、元世界ランキング1位で全豪オープンを2度制している大坂は認めた。
「自分の体が、頭で考えているように動いてくれないように感じて、本当に嫌でした」
「もちろん、ここでプレーできるかどうかがとても心配でした」と、日曜日に開幕する今年最初のグランドスラム大会の会場であるメルボルン・パークで、大坂は記者団に語った。
大坂は、怪我の程度を判断するためにスキャン検査を受けたが、結果はまちまちだったと語った。
「MRI検査の結果は、素晴らしいものではありませんでしたが、同時に悪いものでもありませんでした」
「試合に出場することについてはかなり楽観視しています。つまり、確実に試合には出場します」
「ここに来てからの2日間、かなり良い練習ができているので、うまくいきそうです」と語った。
大坂は2023年に第1子を出産するために15か月間休養し、1年前にツアーに復帰した。
現在世界ランキング50位の大坂は、2019年と2021年にメルボルン・パークで開催されたグランドスラムで、これまでに4つのタイトルを獲得し、そのうち2つを獲得している。
彼女は、昨年の1回戦で対戦し、フランス人選手が勝利した試合の再現となる、世界ランキング58位のキャロライン・ガルシア(フランス)との対戦に臨む。
大坂は、産後のテニス復帰は大変だったと認め、まだ手探り状態であると語った。
「出産後、走ることさえ本当に大変でした」と27歳の彼女は語った。
「プロレベルにまで戻ることが非常に難しい理由も理解できます。ガイドブックはない。でも、自分の体が発する声に従うしかないです」
AFP