
日本の大西卓哉宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、待ち受けていた乗組員と最初に抱擁した。また、大西氏と他の3人の宇宙飛行士がCrew Dragon宇宙船で長期滞在を開始したことを意味する。
その後のセレモニーで、49歳の日本人宇宙飛行士は「たくさんのエネルギーを持ってISSに戻ってくることができた」と語った。
「たくさんのエネルギーを持ってISSに戻ってくることができました」と大西氏は語った。「明日からは、(日本の実験棟)きぼんでの科学実験など、さまざまな作業に励みます」
大西宇宙飛行士は、ISSに滞在中、宇宙航空研究開発機構が開発した新しい二酸化炭素除去システムを「きぼう」日本実験棟に取り付け、将来の有人宇宙探査に備えた実験を行う。
大西宇宙飛行士は、若田光一、星出彰彦に続き、3人目の日本人としてISSの指揮を執る。
大西宇宙飛行士は2016年に続き、2回目の宇宙飛行となる。スペースX Crew-10ミッションは、現地時間金曜日の午後、米フロリダ州のNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
宇宙へ旅立つ前に、大西宇宙飛行士は「今回がISSへの最後の旅になると思います。これまで培ってきた経験、洞察、知識の集大成となるでしょう」と語った。
ISSは2030年に耐用年数が終了する予定である。
(報道機関からの情報提供による)