


東京:米国のピート・ヘグセス国防長官は日曜日、米国が台湾海峡を含むこの地域で「信頼に足る」抑止力確立に関し、日本は中国の侵略に対処する上で不可欠であると述べた。
国防長官は東京での会合で、日本の中谷元防衛大臣に対し、「我々は、軍を定義する戦士の精神を共有している」と述べた。
日本を「インド太平洋地域の平和と安全の礎」と呼び、国防総省は、ドナルド・トランプ大統領政権が過去の政権と同様に、アジアの重要な同盟国と緊密に協力していく意向を示した。
日本は、およそ5万人の米軍関係者、戦闘機中隊、そして米国唯一の前方展開空母打撃群を、中国軍事力の包囲網となっている3,000キロ(1,900マイル)の列島に抱える。
ヘグセス氏の日本への称賛は、2月に欧州の同盟国に対して米国の駐留が永遠に続くものと思うべきではない、との批判と対照的である。
初のアジア公式訪問中のヘグセス氏は、フィリピンから日本へ移動した。土曜日には、80年前に日米両軍が激しい戦闘を繰り広げた硫黄島で日米戦没者合同慰霊追悼顕彰式に出席した。
ロイター