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福島の土を受け入れると表明

2011年の震災後、1400万立方メートルの土壌が撤去されたが、そのほとんどに含まれる放射能レベルは危険ではないという保証があるにもかかわらず、引き取り手はほとんど見つかっていない。(AFP通信)
2011年の震災後、1400万立方メートルの土壌が撤去されたが、そのほとんどに含まれる放射能レベルは危険ではないという保証があるにもかかわらず、引き取り手はほとんど見つかっていない。(AFP通信)
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27 May 2025 06:05:06 GMT9
27 May 2025 06:05:06 GMT9

東京:日本の首相官邸は、安全であることを示すために、事故を起こした福島原子力発電所付近の土を象徴的に受け入れると、関係者が火曜日に発表した。

2011年の震災後、放射能レベルは危険ではないとの保証にもかかわらず、1400万立方メートルの土の引き取り手はほとんど見つからなかった。

林芳正官房長官はこの問題を議論する臨時会合で、「政府が率先して模範を示し、首相官邸でそうするつもりだ」と述べた。

野球場10個分の土が、大地震と津波で3つの原子炉がメルトダウンした福島第一原発の近くに保管されている。

政府は福島県民に対し、2045年までに福島県外で土の永久保管場所を見つけると約束している。

政府はこの土を道路や鉄道の堤防などの建設に使いたいと考えている。

いつ、どれだけの土が首相官邸に運び込まれるのかなど、新しい計画の詳細は後ほど決定されると、環境省関係者はAFPに語った。

国連原子力機関は昨年、土壌のリサイクルと処分に関する最終報告書を発表し、日本のアプローチは安全基準に合致していると述べた。

エリアのほぼ全域は徐々に安全が確認されつつあるが、多くの避難者は持続的な放射線を懸念して帰還を渋っているか、他の場所に完全に定住している。

2023年、日本は原発に溜まっていたオリンピックプール540杯分の処理済み廃水の一部を太平洋に放出し始めた。

しかし、原発を安全にするための最も危険な作業–原子炉建屋から約880トンの非常に危険な放射性物質で汚染された燃料と瓦礫を取り除く作業–は、2つの小さなサンプルを取り除いただけで、ほとんど始まっていない。

AFP

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