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大阪の死者、4割が院内感染=高齢者多く死亡率突出―新型コロナ

23 May 2020
新型コロナウイルスの院内感染が起きた大阪府の医療機関5カ所で計35人の患者が死亡し。(File photo/AFP)
新型コロナウイルスの院内感染が起きた大阪府の医療機関5カ所で計35人の患者が死亡し。(File photo/AFP)
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Updated 23 May 2020
23 May 2020

新型コロナウイルスの院内感染が起きた大阪府の医療機関5カ所で計35人の患者が死亡し、府内全体の死者の4割超を占めたことが23日、府への取材で分かった。高齢者が多いことから市中感染に比べて死亡率が高く、専門家は「新型コロナは無症状の患者も多い。基本的な院内感染対策の徹底が重要になる」と指摘する。

大阪府内では約1780人が感染し、既に約1400人が退院、療養解除となっている。府によると、クラスター(感染者集団)が発生した6病院では、患者や職員ら計284人が感染し、うち5病院の患者35人が死亡した。

市中感染も含めた府内の死者は計78人で、院内感染が起きた病院の患者が4割を超えた。病院クラスターの死亡率は1割を超えており、高齢者や持病を持つ人が多く感染したのが原因とみられる。

患者11人が死亡した第二大阪警察病院(大阪市)では4月12日以降、4人部屋に入院した一般の患者から感染が拡大した。市保健所と国のクラスター対策班が調査に入った同22日時点で、少なくとも19人に感染が広がっていた。

同病院は取材に対し、「さみだれ式に感染が確認された。病床の稼働率が高く、感染が確認されるまで大部屋に入れざるを得なかった」と説明した。

府専門家会議の座長も務める大阪大大学院の朝野和典教授(感染制御学)は、「発症の5日前から感染力があるとの海外の報告もあり、今後も一般の患者やスタッフが院内に持ち込む可能性は十分にある。マスクの着用や手洗い、消毒など基本的な対策の徹底が必要だ」と話す。

JIJI Press

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