
広島:自衛隊は水曜日、南西部に新設された常設基地にV-22オスプレイの艦隊の配備を開始した。これは、地域における緊張の高まりを受けて、防衛力を強化するための最新の措置だ。
陸上自衛隊は水曜日、17機からなる艦隊の最初のオスプレイが、新しい母基地である佐賀基地に無事到着したと発表した。
この措置は、中国が同地域でますます強硬な海洋行動を展開する中、日本が近年特に西南地方で加速している軍事増強の一環だ。
ティルトローター機は、基地と関連施設の建設のため、2020年から東京近郊の木更津基地に一時的に配備されていた。残りの部隊は8月中旬までに移転を完了する予定だと、陸上自衛隊の当局者が述べた。
中谷防衛大臣は火曜日、記者団に対し、佐賀基地への完全かつ恒久的な配備により、日本政府は、南西諸島の防衛強化計画の一環として、佐世保の近郊にある水陸両用迅速展開旅団とより緊密に連携してオスプレイを運用する計画だと述べた。
「日本を取り巻く安全保障環境はますます厳しくなっており、島嶼防衛能力の強化は私たちの緊急の課題だ」と述べた。
佐賀基地の陸上部隊は、近隣の目達原駐屯地に配備された50機のヘリコプターや、地域に駐留する空軍・海軍の要員とも連携している。
V-22の運用は、日本国内、特に南部地域で、同機に関連する一連の事故を受けて、依然として議論の的となっている。
2023年11月、米空軍のオスプレイが日本の南岸沖で墜落し、8人が死亡した。2024年10月、陸上自衛隊のV-22オスプレイが米軍との共同訓練中に離陸を試みた際、傾いて地面に衝突し、調査結果では人的ミスが原因と判明した。
AP