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日本の感染症専門医 ワクチン接種を促す

東京・銀座に設置されたセンターの入り口で通行人に無料PCR検査を呼びかける看護師(ANJ)
東京・銀座に設置されたセンターの入り口で通行人に無料PCR検査を呼びかける看護師(ANJ)
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07 Feb 2022 12:02:02 GMT9
07 Feb 2022 12:02:02 GMT9
アラブニュース・ジャパン
 
東京:「感染したらワクチンを打っても意味がない」と言う人もいるが、感染症専門医の忽那賢志氏によると、そうではない。彼は日本の高いワクチン接種率が重要な役割を果たしていると指摘する。
忽那氏は自身のホームページで、日本で高いワクチン接種率を達成できたことによって、重症者を少なく抑えられている側面も大きいと考えられ、ワクチン未接種者にとっては未だ大きな脅威と言えるとの見方を示した。
忽那氏は、最近の第6波の初期は若い世代が感染の中心だったが、「今後は高齢者の感染者の増加が懸念されることから、特に高齢者のブースター接種を迅速に進めていくことが重要」であり、まだワクチン接種を受けていない場合は、接種を検討してほしいと呼びかける。
日本政府はワクチン接種の開始だけでなく、追加接種でも対応が遅いという批判を受けている。日本で追加接種を受けた人は約4%のみだ。
忽那氏によると、(アルファ株、デルタ株、オミクロン株の)それぞれの流行における重症度を考える際、主流となる変異株の病原性だけでなく、その時期の集団の免疫を考える必要がある。 
 
つまり「オミクロン株による病原性によって重症度が下がっているだけでなく、日本でのワクチン接種率が高いことが感染者の重症度の低下につながっている」という。
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