
北京:在北京東京大使によると、中国の裁判所は水曜日、日本人ビジネスマンにスパイ行為で3年半の懲役刑を言い渡した。
この男性は日本の製薬会社アステラス製薬の社員で、2023年3月に拘束され、10月に正式に逮捕された。
金杉憲治駐中国日本大使は北京での裁判後、日本メディアに「スパイ活動で懲役3年6ヶ月を言い渡された。このような有罪判決が下されたことは極めて遺憾だ」と述べた。
NHKによると、アステラス製薬の関係者を含む5人の日本人が、中国で拘留または服役中だという。
水曜日の判決は、領土問題や日本の植民地支配の歴史、その他の対立点をめぐって長い間ぎくしゃくしていた関係に打撃を与えるものだ。
「今回の判決を受け、私たちは中国側に対し、この事件で拘束されている日本人と、その他の拘束されている日本人の早期釈放を再度強く求めた」と、北京の東京大使館は声明で述べた。
また、中国に対し「勾留中の正当な権利と人道的な扱いを確保し、司法手続きの透明性を向上させる」よう求めた。
拘束された男性は、中国で20年間働いており、以前は中国にある大手日系企業ロビーの幹部だったと報じられている。
日本の共同通信社によると、突然拘束される前は帰国する予定だったという。
AFP