
北京:中国東部の山東省で火曜日に発生した鉄砲水により、2人が死亡、10人が行方不明になっていると国営メディアが報じた。
国営放送CCTVによると、省都済南の一部地域では、深夜から午前5時までに最大364ミリ(14インチ)の雨が降った。
CCTVによると、豪雨により大旺庄町の2つの村で鉄砲水が発生し、19戸の住宅が「破壊または損傷」した。
「現在、行方不明者の捜索と救助に全力を尽くしている」と放送局は伝えた。
当局は「災害後の救助とフォローアップ作業を秩序立って実施する」と付け加えた。
中国では自然災害が頻発しており、特に夏には一部の地域で豪雨に見舞われる一方、他の地域では猛烈な熱波に見舞われる。
中国は、科学者が気候変動の原因と一致して認める温室効果ガスの世界最大の排出国だ。
しかし、中国は2060年までに巨大な経済を炭素中立にする目標を掲げる、世界有数の再生可能エネルギー大国でもある。
国営メディアによると、6 月に貴州省南部で発生した洪水により、6 人が死亡、8 万人以上が避難した。
今月、四川省の高速道路で発生した地滑りにより、複数の車が山腹に流され、5 人が死亡した。
AFP