
東京:日本の北の島、北海道は水曜日に猛暑に見舞われ、複数の町で気温が過去最高を記録し、当局は全国的に熱中症警報を発令した。
気象庁によると、同島内の8つの町と1つの市で、公式記録が残る1977年以来の最高気温が観測された。
水曜日の午後、北海道で最も暑かったのは美幌町で、気温は 38.2 度に達し、体力を奪う暑さとなった。
「公式ウェブサイトやソーシャルメディアのメッセージアプリを通じて、住民に熱中症に注意するよう呼びかけている」と、隣町の北見市の役人、中地良氏は AFP に語った。
北見市は、自宅にエアコンがない住民向けに「冷却避難所」を開設した。
北海道の気象庁気象予報士は、晴天、中国からの暖かい空気の流れ、暖かい乾燥した下り風が高温の原因だと説明した。
日本の環境省は水曜日、北海道の半分を含む列島の一部に熱中症警報を発令した。
北海道で記録された最高気温は、2019年5月にサロマで観測された39.5度だと、気象庁の三浦明子気象予報士が述べた。
この猛暑は、気候変動により世界中で酷暑の熱波が襲う中、日本が記録的な6月の暑さを経験した後に発生した。
気象庁は、6 月は強い高気圧が停滞し、月平均気温は平年比 2.34 ℃高かったと、今月初めに発表している。
昨年の日本の夏は、2023 年と並んで過去最も暑い夏となり、126 年前の観測開始以来、最も暖かい秋が続いた。
AFP