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森法相 ゴーン氏否定「通訳あった」

東京―森まさこ法務大臣は、7月14日の会見で。
東京―森まさこ法務大臣は、7月14日の会見で。
東京―森まさこ法務大臣は、7月14日の会見で。
東京―森まさこ法務大臣は、7月14日の会見で。
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14 Jul 2020 09:07:58 GMT9
14 Jul 2020 09:07:58 GMT9

カルドン・アズハリ

 

東京―森まさこ法務大臣は、7月14日の会見で、「日本語の文書を理解できないまま署名せざるを得なかった」との元日産会長カルロス・ゴーン氏の主張を否定し、同氏には「通訳がついていた」と主張した。
 
アラブニュースジャパンの質問に対し、ゴーン氏による日本の司法制度非難についても、日本の司法制度では人権が保障されていると強調した。

先週11日にアルアラビアテレビのインタビューに答えたゴーン氏は、「逮捕は政治的陰謀の一部」「記者会見で話すことを許可されなかった」などと、日本の司法制度について否定的な見解を示していた。

森大臣は「カルロス・ゴーン氏が国外に逃亡してから、私も様々な海外メディア等を通じて調査をしてきたわけでございますが、我が国の司法制度はしっかりと人権が保障されているということをお伝えしてきた」と述べた。

「通訳等の言語についてはしっかりと対話をとっている」と続け、ゴーン氏の主張の中には誤解もあるという旨を示し、「あらゆる機会を踏まえて改めて正確な情報を発信してまいりたい」と発言した。

同会見で大臣は、法務・検察行政刷新会議委員会の発足を発表し、第三者委員会の方策を通して司法の透明化、国際的理解を目指すことで、より信頼される司法制度作りに力を入れたいとの姿勢を示した。

同団体の3つの目的としては、検察官の倫理、法務行政の透明化、刑事手続きに対する国際的な理解が挙げられた。
森大臣は黒川元検事長の賭けマージャン問題やゴーン氏の国際逃亡等の事件が同団体設立のきっかけになったことについては「間違いない」と説明した。
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