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市民自警員ら、マスク着用についての議論を巻き起こす

ごく幼い子供達、特に乳児や幼児の親たちには、窒息や熱中症の危険があるためマスクを着用させないよう奨励されている。(シャッターストック)
ごく幼い子供達、特に乳児や幼児の親たちには、窒息や熱中症の危険があるためマスクを着用させないよう奨励されている。(シャッターストック)
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14 Aug 2020 01:08:07 GMT9
14 Aug 2020 01:08:07 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:多くの日本人が、外でマスクを着用していないことについて、「マスク警察」とも呼ばれる赤の他人から非難を受けている。

日本がうだるような夏の暑さに見舞われているこの時期、こうした事象によって「マスクはいつ着用すべきか」という議論に火がついている。

毎日新聞によって報道された大衆の面前での吊るし上げの一部には、子供たちも絡んでいる。例えば、1歳児をベビーカーに乗せて歩いていたある母親が、見知らぬ高齢の女性からその赤ちゃんにマスクをさせていないことについて叱られたという。

他にも、学校帰りの子供達がマスクをしていないと怒鳴られたり、通報されたりすることがあり、マスクを忘れてきたある女の子は、見知らぬ男性から怒鳴られて泣き泣き教室へ入ってきたという。

社会的距離の保持や手洗い、そしてマスク着用はCOVID-19の感染を予防するために日本当局によって奨励されている。特にマスク類は、ウィルスを含んだ飛沫が咳・くしゃみ・会話によって拡散するのを防ぐように設計されている。

しかし、いわゆる「マスク警察」と呼ばれる人々の行為には憤っている人々もいる。多くの人は赤の他人が怒鳴りあうことに対して嫌悪感を持つし、マスクはいつ何時にも奨励されるというわけではないからだ。

公共の場でのマスク着用は日本人の間で広く許容されており、このパンデミックが始まる以前から一般化していた一方で、マスクが使用者に危険を及ぼしたり、適切な社会的距離を保つことによってマスクの着用が不要となったりする場合もあると当局は注意している。

例えば、ごく幼い子供達、特に乳児や幼児の親たちには、窒息や熱中症の危険があるためマスクを着用させないよう奨励されている。また、夏日に気温と湿度が非常に高い場合は、あらゆる年齢層の人々に対して熱中症予防策が奨励されており、呼吸困難の症状がでた場合にはマスクを外すよう促されている。

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