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五山送り火、規模縮小し実施=見物客、コロナ終息祈る―京都

午後8時、東山の如意ケ嶽に点火され、巨大な「大」の字が夏の空に浮かび上がると、見物客から歓声が上がった。(AFP)
午後8時、東山の如意ケ嶽に点火され、巨大な「大」の字が夏の空に浮かび上がると、見物客から歓声が上がった。(AFP)
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17 Aug 2020 02:08:51 GMT9
17 Aug 2020 02:08:51 GMT9

京都のお盆の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で行われた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小して実施された。

五山送り火は毎年8月16日、山肌で「大」などの文字の形に組んだまきを燃やし、お盆に迎えた先祖の霊を見送る宗教的な伝統行事。今年は五山の全てで点火箇所を絞り、「大文字」では文字の各頂点と中心の計6カ所に限った。

午後8時、東山の如意ケ嶽に点火され、巨大な「大」の字が夏の空に浮かび上がると、見物客から歓声が上がった。

出町橋付近で見学していた京都市上京区の主婦(72)は「毎年送り火を見ているが、こんな五山の送り火は初めて。ご先祖様にあいさつをするために来た」とマスク姿で山に向かって手を合わせた。「来年はコロナが終息して、きれいな大の字を見せてください」と願いも込めたという。

五山送り火の様子は、動画投稿サイト「ユーチューブ」でもライブ配信された。

JIJI Press

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