
立憲民主党の安住淳国対委員長は20日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、安倍晋三首相の健康状態をめぐり、9月2日に衆院予算委員会の集中審議を開き、首相自らが説明するよう求めた。臨時国会の早期召集も重ねて要求した。森山氏は野党合流の動きが進んでいることなどを理由に否定的な考えを示した。
森山氏は立憲、国民民主両党の合流により国会の会派構成が変更されるとして、「野党会派の動きを見定めることが必要ではないか」と伝えた。両氏は今後の閉会中審査の在り方を含め、来週改めて協議することで一致した。
首相の体調不安が取り沙汰されていることに関し、森山氏は会談で「いろんなうわさは出ているが、公務に復帰して淡々と職責をこなしているので心配はしていない」と説明した。
JIJI Press