
ロンドン:日本との貿易協定を結んだばかりのイギリスのボリス・ジョンソン首相は、水曜日、アジア第二の経済大国が米国主導の「ファイブ・アイズ」の情報共有協定に加わる可能性を歓迎した。
「これは我が国が検討している構想だが、英国は日本と素晴らしい関係、非常に緊密な防衛と安全のパートナーシップを築いている。」氏は議会公聴会で国会議員にこう語り、香港と新疆に関して中国を非難した。
ジョンソン氏は、「これは、その上に構築する非常に生産的方法となり得る」と述べた。「英国には、まさに同志の民主主義国を結集する大きな機会となる」と語った。
アジアにおいて強まる中国の外交的、軍事的主張に対抗しようとする日本では、先月、河野防衛相が国内メディアに「ファイブ・アイズ」の考えを打ち明けた。
オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランド、米国をグループ化した情報共有同盟の初の非英語圏メンバーとなるだろう。
「ファイブ・アイズ」参加国すべてが、特に香港を中心とした中国についての発言を強めている。
公聴会でジョンソン氏は元イギリス植民地に対する懸念を改めて表明し、新疆地域での中国の弾圧は「不愉快」であると述べた。
しかし、一部のウイグル人指導者や国際人権弁護士が主張するような「ジェノサイド」の法的定義には適合しないとジョンソン氏は語った。
AFP