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日中首脳、緊密連携で一致=習氏の国賓来日、言及なし―初の電話会談

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25 Sep 2020 11:09:10 GMT9
25 Sep 2020 11:09:10 GMT9

菅義偉首相は25日夜、中国の習近平国家主席と就任後初の電話会談に臨んだ。両首脳は今後も首脳間を含むハイレベルで2国間、地域、国際社会の諸課題について緊密に連携していくことで一致した。首相によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された習氏の国賓来日に関しては言及がなかった。

 首相は会談で「日中の安定は2国間だけでなく、地域、国際社会のために極めて大事なことであり、共に責任を果たしていきたい」と伝えた。この後、記者団に対し、「習主席の訪日について、特にやりとりはなかった」と説明した。

 習氏は首相就任への祝意を伝えた上で「日本との関係を引き続き発展させていきたい」と表明した。電話会談は約30分間で、日本側の申し出で行われた。

 日中首脳の直接対話は、安倍晋三前首相と習氏が昨年12月、北京で会談して以来。両政府は当初、習氏が4月に来日する方向で調整していた。

 米中対立が激化する中、習氏は菅首相就任の祝電で日本重視の姿勢を強調。25日の電話会談では両首脳は新型コロナ対策での協力を確認した。

 一方、沖縄県・尖閣諸島周辺では中国公船の領海侵入が常態化。領空侵犯の恐れがある中国機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)も高水準で推移している。

 こうした中国側の動きを、日本側は「脅威」と捉えており、首相は習主席に対し、東シナ海情勢について懸念を示した。中国による香港への統制強化を念頭に「地域、国際社会の関心の高い課題について今後しっかり議論していきたい」とも語った。 

 首相はこれに先立ち、インドのモディ首相と電話会談した。菅氏は「『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて両国で役割を果たしていきたい」と呼び掛け、モディ氏も「両国の連携を緊密化させていきたい」と応じた。新型コロナ感染が落ち着き次第、首脳の相互訪問を再開させることで一致した。

JIJI Press

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