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東京: ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ氏が大統領就任式を実施したことに対し、日本政府は遺憾の意を表し、ベラルーシ当局に対し国民に対する弾圧を止めるよう呼びかけた。
東京の外務省が発表した声明は、日本を含む国際社会が再三に呼びかけているにも関わらず、ベラルーシで平和的に抗議活動をしている市民が多数高速され政治的な混乱が続いている、とした。
水曜に行われた就任式で、ルカシェンコ大統領は6期目を務めることになる。ルカシェンコ大統領は大統領選での勝利を宣言しているが、この結果について不正を指摘する国内からの大規模な声が上がっている。
日本政府は声明の中で、このような状況下ベラルーシ当局が国民的対話に取り組む姿勢を見せることなく大統領就任式を実施したことに対して非難をしている。
声明は更に「日本はベラルーシ当局に対し、市民の恣意的な拘束や力による弾圧を直ちに停止し、法の支配と民主主義の原則を遵守して国民的対話に取り組んで事態に真摯に向き合うよう引き続き強く求める」と結んだ。