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富士フイルム、日本でアビガンをCOVID-19治療薬とする承認申請

一般的にファビピラビルとして知られるアビガンは、日本でインフルエンザ治療薬として承認されている。(AFP)
一般的にファビピラビルとして知られるアビガンは、日本でインフルエンザ治療薬として承認されている。(AFP)
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16 Oct 2020 11:10:40 GMT9
16 Oct 2020 11:10:40 GMT9

東京:富士フイルムホールディングス株式会社は金曜、同社が日本で抗インフルエンザ薬のアビガンをCOVID-19治療薬とする承認を申請した、と述べた。

同企業は先月、アビガンの後期研究で、重篤でない症状を呈するCOVID-19患者の回復にかかる時間を減少させることが分かり、早ければ今月中に承認申請を行うであろう、と述べた。

同企業の株式は、このニュースで3%上昇した。

日本における156名の患者に行った後期研究で、プラセボ群の14・7日と比較してアビガンで治療を行った群は11・9日後に症状が改善したことが明らかになった。子会社の富士フイルム富山化学によって行われた本研究の結果は、統計的に重要であることが認められた。

一般的にファビピラビルとして知られるアビガンは、日本でインフルエンザ治療薬として承認されている。この治療薬は現在、世界中で少なくとも16件の臨床研究の対象となっているが、動物研究で先天性欠損症を引き起こすことが示されたため、同治療薬に対して不安が残っている。

日本の前首相の安倍晋三氏は、アビガンが世界中の人種にとって日本の貢献となる可能性があるとして勧めていた。

ロイター

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