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世界遺産委、来年6月開催=「奄美・沖縄」審査―「北海道・青森など縄文遺跡群」も

関係者によれば、委員国は、テレビ会議による年内の「バーチャル開催」も視野に協議を重ねてきた。 (Shutterstock)
関係者によれば、委員国は、テレビ会議による年内の「バーチャル開催」も視野に協議を重ねてきた。 (Shutterstock)
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03 Nov 2020 12:11:09 GMT9
03 Nov 2020 12:11:09 GMT9

【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2日、新型コロナウイルスの影響で延期していた世界遺産委員会について、来年6~7月の開催を正式決定した。日本政府が世界自然遺産に推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)の登録審査が行われる予定。

次期議長国のウガンダで来年開く予定だった遺産委は、今年の開催国だった中国の福建省福州市で同時開催されることになった。ユネスコ関係者によると、日本最大級の縄文集落跡の三内丸山遺跡(青森市)などを含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田各県)の文化遺産登録審査も合わせて行われる見通し。

新たな日程は21カ国の委員国会議で決定。日本は委員国に含まれていない。遺産委は毎年行われている。

今年の遺産委は当初、6月29日~7月9日に開催予定だったが、新型コロナの世界的な感染拡大を受け、4月に延期が決定していた。

関係者によれば、委員国は、テレビ会議による年内の「バーチャル開催」も視野に協議を重ねてきた。しかし、議長国の中国が自国開催を強く主張したため、年内の開催は断念した。

JIJI Press

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