
香川県は15日、三豊市の養鶏場で致死率の高い高病原性とみられる鳥インフルエンザが発生したと発表した。国内の養鶏場としては今年5例目で、発生しているのはすべて香川県。県は感染拡大を防ぐため、この養鶏場で飼育する約7万9000羽をすべて殺処分する。
県によると、14日に死んだ鶏が増えたとの報告を受け、立ち入り検査を行ったところ簡易検査で鳥インフルの陽性を確認。より詳しく調べる遺伝子検査の結果、高病原性の疑いが強いことが分かった。
三豊市では5日に国内の養鶏場で2年10カ月ぶりとなる高病原性鳥インフルが発生した。今回の養鶏場はそこから約1.5キロの距離にあり、3例目、4例目の養鶏場とも近い。
JIJI Press