
アラブニュース・ジャパン
東京:日本がアフガニスタンで最近起こった一連のテロ攻撃を強く非難し、約1年前に同国で殺害された中村哲医師殺人事件の徹底的な調査を求めた。
この要求は本日、日本の茂木敏充外相が、アフガニスタンの外務大臣代理モハマド・ハニーフ・アトマールとの電話会談中に行った。
両大臣は現在進行中のアフガニスタン和平交渉に関するそれぞれの意見を交換した。東京の外務省が公表した公式声明によれば、茂木は9月の話し合いを歓迎し、交渉の進展に対する強い希望を表したという。
また茂木は、アフガニスタンにおける日本国民の安全確保に対する同国の協力を改めて求めた。アトマールはこれに応え、アフガニスタン政府は現在進行中の中村医師の事件の調査を全力で続け、日本国民の安全を確保するために最大限の努力をすると述べた。
両大臣は、11月24日にアフガニスタンで開かれる予定のジュネーブ閣僚級会合についても話し合った。茂木大臣は、日本がアフガニスタンの平和と安定のために協力を続けると述べた。
アトマール大臣代理は、過去数年における日本からのさまざまな支援に対し、アフガニスタンの政府と人々に代わり深い感謝を表した。また、声明によれば、故・緒方貞子がアフガニスタンの支援で果たした役割についても、高く評価した。
両大臣は両国の友好関係強化を含む緊密な協力を維持する考えを共有した。