
航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機に関し、開発主体の三菱重工業が、最新鋭ステルス機F35の開発実績のある米ロッキード・マーティン社から技術支援を受ける見通しとなったことが分かった。政府・与党関係者が11日、明らかにした。防衛省が近く発表する。
次期戦闘機は、三菱重工1社が全体の開発を担うことになっている。ロッキードは三菱重工の下請けとして、レーダーやミサイルなどのシステム統合や、高い運動性とステルス性の両立で技術支援を行う。
防衛省は、次期戦闘機について、F2の退役が始まる2035年の配備開始を目指す。21年度予算の概算要求に開発経費など772億円を計上している。
JIJI Press