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日本の当局、アビガンはCOVID-19治療薬としての有効性がはっきりしないと評価 ― 共同通信

富士フイルムは、後期臨床試験で症状の軽い患者に回復期間の短縮が見られたことを受けて、10月から日本での承認を申請している。(AFP通信)
富士フイルムは、後期臨床試験で症状の軽い患者に回復期間の短縮が見られたことを受けて、10月から日本での承認を申請している。(AFP通信)
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17 Dec 2020 05:12:57 GMT9
17 Dec 2020 05:12:57 GMT9

東京:日本の保健当局は、富士フイルムホールディングス社の抗ウイルス薬アビガンについて、COVID-19の治療薬としての有効性を判断するのは困難と報告した、と共同通信は木曜日に報じた。

富士フイルムは、後期臨床試験で症状の軽い患者に回復期間の短縮が見られたことを受けて、10月から日本での承認を申請している。

共同通信が政府筋の話として伝えたところによると、医薬品医療機器総合機構は最新の審査で、どの患者が薬を投与され、どの患者が偽薬かを医師が知っていたという事実を含め、いくつかの懸念を示した。しかし、治療の選択肢が限られていることから、COVID-19治療薬として承認することは「意味がある」との評価も示した、と共同通信は述べた。

同庁の審査は、12月21日に国内でアビガンをCOVID-19治療薬として承認するかを決める厚生労働省の審査委員会の重要な資料になるだろうと、共同通信は付け加えた。

富士フイルムの株価は取引前半に3.8%下落したが、東京市場全体は横ばいだった。

米国やヨーロッパの一部で見られるような深刻さからはほど遠いものの、最近の日本では、新型コロナウイルスの感染者とそれに関連する死亡が急増し、過去最高を記録している。NHKによると、水曜日の時点で、感染者は合計約187,000人、死亡者は2,755人に達した。

日本はすでに、一般的にファビピラビルとして知られているアビガンを緊急インフルエンザ治療薬として承認している。しかし、同薬は動物実験で先天異常を引き起こすことが確認されているため、懸念が残っている。

ロイター通信

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