
菅義偉首相は、新型コロナウイルスの感染率が上昇し続けていることを受け、医師会が独自の医療緊急事態宣言を行ったにもかかわらず、国として非常事態に入る必要はないと繰り返し述べた。
菅首相は月曜日の夜、新型コロナウイルスのパンデミックに関する政府専門家委員会の委員長から、非常事態宣言に関して「まだそこには至っていない」と伝えられたと述べた。菅首相は全国テレビ放送のインタビューで返答した。
同首相は支持率の低下に苦しんでおり、パンデミックの対処に関して、国民が支持していないことが世論調査でわかっている。
「コロナウイルス対策の結果を示す必要があります。やらなければならないことはすべてやるという考え方で、先頭に立って取り組みます」と菅首相は語った。
全国放送のNHKによると、日本ではここ数週間で新規感染者が増加しており、月曜日の時点で過去最高の2,154人が入院している。
日本医師会のグループは月曜日に独自の緊急事態を宣言し、医療体制がパンデミックによってかなりの負担にさらされていると警告した。
ロイター