
東京:日本ラグビーフットボール協会によると、ジャパンラグビー トップリーグの開幕日は、6チームの選手およびスタッフのうち、62人が新型コロナウイルス陽性者となったことを受け、来月に延期されることになった。
今週末に開幕が予定されていた。
日本ラグビーフットボール協会はオンライン記者会見の際、プライバシー上の理由で、陽性者の名前の公表を拒否した。
「現時点での延期を決定した理由は、リーグの現在のフォーマットでシーズンを終えることは困難であり、また、現在のグレーな状態では、選手および関係者の安心、安全を守った上での大会開催が困難であると判断したため、開幕日を延期することにした」と、日本ラグビーフットボール協会の岩渕 健輔会長は語った。
感染拡大の発表は、日本政府が新型コロナウイルスの非常事態宣言を拡大した翌日に行われた。
「2月の始めまでに、感染している選手がいない状況になることを期待しているが、さまざまな状況の可能性がある。そうした状況に備えるため、この期間を最大限に活用して前進したい」と岩渕氏は語った。
日本では、ここ1ヵ月間に新型コロナウイルス陽性者数が急増している。国内における新型コロナウイルスによる死亡者数は約4,000人に抑えられているが、この急増は、6か月後に開幕予定の東京オリンピックを危うくする可能性がある。
AP