
ワシントンDC:2月13日(土)、米国最高裁は日産自動車元会長カルロス・ゴーン容疑者の逃亡に手を貸したかどで訴追されている米国籍の父親と息子について、日本への送還を可能とする決定を下した。ゴーン容疑者は財務上の不正行為のかどで裁判を待っている間に日本を逃亡した。
短い裁判所命令の中で、最高裁のスティーブン・ブライヤー判事はこの親子の弁護士による緊急要請を却下した。彼らは米陸軍特殊部隊の退役軍人マイケル・テイラーとその息子ピーター・テイ ラーで、彼らの日本送還を認める下級裁判所の命令を保留とした。
テイラー親子の弁護士は2月11日(木)夜半に書類提出を行い、「保釈中に逃亡」する人間を手助けしたことによって二人が日本で起訴されるべきではなく、もし送還されれば、彼らは執拗な尋問と拷問を受けることになると繰り返し訴えた。
ロイター