
全日本空輸は6日までに、スイスの航空IT会社「SITA(シータ)」が不正アクセスを受けた影響で、ANAマイレージクラブの上級会員約100万人分の名前や会員番号が流出したと明らかにした。パスワードやクレジットカード番号などは含まれていない。
全日空によると、流出したのはアルファベット表記の名前と会員番号、会員ステータス。同社は航空連合「スターアライアンス」加盟社とこれらの情報を共有しているが、加盟社の一部がシータ社と契約していたという。
日本航空でも同様の被害があり、約92万人分の顧客情報が流出した。
JIJI Press