
アラブニュース・ジャパン
東京: イランが60%までの濃縮ウランの製造を決定したことに対し、日本政府は「挑発的な措置を控えるよう」求めた。
イランは火曜日、国際原子力機関(IAEA)に対し60%までの濃縮ウランの製造を開始すると通報した。
吉田朋之外務報道官の談話で日本政府は、イランが包括的共同行動計画(JCPOA)を遵守することを強く求めると表明し、「核合意を損なう挑発的な措置を控えるとともに、対話を通じた解決に向けた建設的な対応」を求めた。
談話ではまた、「日本は包括的共同行動計画を支持し、国際的な非拡散体制と中東の安定に貢献します。日本は、イラン核問題をめぐり関係国の間で前向きな対話が行われている中、イラン政府が兵器級高濃縮ウランに近づく60%までの濃縮ウランの製造を開始することを強く懸念します」と述べた。
吉田氏は、日本はIAEAを含む「関係国や国際機関と連携しつつ、中東地域における緊張緩和と情勢の安定化に向け貢献します」と述べた。