


アラブニュース・ジャパン
土曜日の午前中、日本北部の沖合で強い地震が発生した。東京の建物が揺れたが、津波の心配はなかった。現時点で負傷者や被害は報告されていない。
日本の気象庁によると、地震の規模はマグニチュード6.6、震源の深さは60キロ(36マイル)だった。東京に住む人々がアラブニュース・ジャパンに語ったところによると、地震の揺れは約30秒間続いたという。
地震の震源地は日本の北部にある宮城県の沖合だった。この地域では、2011年3月に発生した巨大地震と津波で約2万人が死亡した。
気象庁によると、東北、北海道、関東甲信越、東海、近畿の各地域で震度4から震度1の揺れを観測した。
東京をはじめとする各都道府県では通常の生活が営まれているが、当局は余震に注意するよう呼びかけている。
日本海側の県を含む北日本の広い範囲では概ね震度3の比較的地小さい揺れが発生した。しかし、東京の北に位置する東北地方では震度5の強い揺れが発生した。テレビで放送された映像では、福島のショッピングモールの棚が大きな音を立てながら大きく揺れている様子が映し出されていた。
また、この地域の原子力発電所の被害は報告されておらず、破損した福島の原子力発電所はこの地震の影響を受けていないという。
日本の首相官邸は、地震の影響に対応するために危機管理体制を整えた。
日本は「環太平洋火山帯」に位置している。環太平洋火山帯とは、東南アジアから太平洋海盆全域に広がる地震活動の激しい地域を指す。
日本では定期的に地震が起きており、建物が強い揺れに耐えられるように厳しい建築規制が設けられている。
* AP通信